新しい撮影場所を求めて!

本州各地でも記録的な速さで梅雨入りしているようですが、沖縄の梅雨はどこへ?っていうぐらい連日晴れています。

先日、天気も良くいい写真が撮れそう‼ ってことで、南城市(なんじょうし)までロケハンを兼ねて撮影に行ってきました!
場所は知念岬の近く、「テダ御川」← これで「てだうっかー」と読みます。
昔はきれいな水が湧き出ていて聖地と呼ばれていたところですが、今は水は湧いておらず、石碑だけが残っています。

ここも、最近はガイドマップやSNSで紹介されていて人が多くなりました。

ここは”沖縄のウユニ塩湖”と呼ばれ、観光で足を延ばす方も多くなりました。
ウユニ塩湖といえば、本家は南米のボリビアですが、それと比べると狭くて岩が多く、それほどではと思われるかと…
しかし、条件さえ良ければ、本家に劣らず、きれいな景色が見られます。

今回は条件が良くなく、風が強くなってしまったため断念しましたが、またいつかリベンジします。

テダ御川

↑粘って撮った、最後の1枚です。
干潮時刻の後を狙っていたのですが、イマイチ潮の戻りが遅く岩が目立ちますね。
条件が良ければ、もっと広い画が撮れます。

フォトウェディングの撮影でも使えますが、ベストな時間が限られているので、時間には余裕を持って
計画されることをおススメします。

最高のシチュエーションを求めて!

みなさんこんにちは!
ゴールデンウイークも終わり、仕事に学校にといつもの生活に戻りましたが、五月病になったりしていませんか?
体調管理気を付けてくださいね。

沖縄では、ゴールデンウイーク明けとともに梅雨に入り、これから鬱陶しい日が続きます。
最近では、観光でいらっしゃる方も少し増えてきているようです。
くれぐれも感染対策を怠らないようご注意ください。

ということで、ビーチでのロケーションフォトも少しずつ増えていますが、
今日はビーチでのロケーションフォトを撮影する際にお役に立つ情報をお届けします。

青い空と青い海を求めて、沖縄に撮影しに来たのに…
ということにならないように参考にしてください。

”沖縄では天気が良ければ、いつでも青い空と青い海が撮れる” と思われがちですが、実はそうでもないんですよ。
(ここでは、快晴で青空が広がっている条件でのお話とさせていただきます。)

①逆光の場合は、空も海も色が出にくくなるということ
沖縄本島はほぼ南北に長い島ですから、ビーチも東と西に分かれるのですが
午前中は東海岸が逆光に、午後は西海岸が逆光になります。
夏と冬では、太陽が移動する角度も時間も変わりますのでベストな撮影時間も変わります。

photowedding

上の2枚の写真は同じビーチで撮影したものですが、左の写真は春の3時ごろ、右は夏の昼頃ですが
左の写真は、逆光で空も海もやや薄い色になっていますね。
(左の写真はわざと太陽を入れて撮影し、撮影後の処理で色を出しています。)

②干潮時刻に注意
あまり気にされないのが、この干潮時刻です。
地球は自転しながら、太陽の周りを廻ることは皆さん知っていますよね。
これに合わせて、海水は周期的に満ち引きしているのですが、
遠浅の海岸では沖に向かって1㎞以上も歩けるほど引いてしまうところもあります。

また、大潮の時はこの干満の差が大きくなり、普段撮影しているビーチでも通常より50m以上も引いてしまい
通常の立ち位置では海水がない状態で、沼のようになってしまう時もあります。

潮位表

上の表は、気象庁の潮位表です。
気象庁 | 潮汐・海面水位のデータ 潮位表 那覇(NAHA) (jma.go.jp)
期間と場所を指定すると指定した期間の満潮・干潮の時刻が表示されます。
この表中の新月と満月の日が大潮にあたり、大潮を含めその前後は干潮時にかなり引きますので
海の色が出ないどころか、海水そのものがなくなってしまう場合もあり
ビーチによっては撮影できないところもあります。

①の時間帯については、場所を選ぶなどをして何とかできるのですが、干潮に関してはどうにもならないところで
撮影の時は気にされた方が良いと思います。

アヴェニールでは、お客様のご都合に合わせて、できる限りベストな条件で撮影できるように
場所と時間を調整させていただいております。
天候も考慮し、予備日も含め、余裕を持ったスケジュールでお越しいただくことをおススメいたします。